※2018年10月から日立工機のブランド名が『HiKOKI(ハイコーキ)』に変わりました。
掃除の中でも特に「面倒だな~」「しんどいな~」と思うのはベランダや外階段の掃除。
苔でびっしり汚れているコンクリートはデッキブラシで地道にゴシゴシこすってもなかなか落ちない上に腰は痛いし筋肉痛。
先日たまたま職場から高圧洗浄機ケルヒャーを借りられたんですが、その威力と簡単さに衝撃を受けすぐに購入を検討しました。
いろんな会社のものを比較し、選んだのはHiKOKI(旧日立工機)の高圧洗浄機。
値段的にも実際に使用した感じも、こちらを買って大正解!
安心の日本製で価格が安く、軽くて性能も十分、そして節水。
掃除が楽になりすぎてもう以前のデッキブラシには戻れません。
ケルヒャーとの違いを含めてそのレビューを書きます。
動画もあるので購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです(^^)
目次
仕様・価格・各モデルの違い
画像元:hitachi-koki.co.jp
日立工機の高圧洗浄機で水道接続式のシリーズには「FAW95」「FAW105」「FAW110」「FAW110SB」があり、各仕様は以下の通り。
画像元:hitachi-koki.co.jp
(s)と付いているのは特別セットです。
価格はAmazonで購入した場合、次の通りです。(110は特別セットしかありませんでした。)
「FAW95 」¥10,540
「FAW105」¥12,631
「FAW110(S)」¥24,555
「FAW110SB」¥24,251
※現時点での価格です。
一番高機能なのが110SB。
自吸機能付きで雨水タンクなどから給水出来るタイプなのでかなり節水出来ます。
というか雨水なのでタダですね。
うちは雨水タンクがないし、その他の機能は下位モデルとそこまで変わらないのでこちらは選びませんでした。
HiKOKIのFAW105を選んだ理由
レビューや価格を考慮して最終的に選んだのはHikoki(旧日立工機)の『FAW105』
こちらを選んだ理由は以下に書いていきます。
値段が安い
まずは大事な値段。
年に数回の使用でそこまでたくさんの機能は必要ないので、なるべく安いのがいい。
こちらの機種なら1万2千円ほどで思ったよりだいぶ安いです。
必要な機能は十分揃っておりますし、性能も申し分ありません。
ちなみにAmazonで一番人気のケルヒャーがこちらですが・・・
性能は日立のものとほとんど変わりませんが、現時点で¥24,924と1万円以上高いです。
上記のケルヒャーと日立の高圧洗浄機を比べてみると
排出圧力
日立・・・7.5Mpa
ケルヒャー・・・10.0Mpa
最大吐出量
日立・・・300L
ケルヒャー・・・360L
とそこまで差がないように思えます。
やはりパワーや水量は若干ケルヒャーの方が上ですが、そもそも最大出力で使うことはほとんどないので日立でも十分でした。
十分なホースの長さ
もう1つの決め手はホースの長さ。
日立の洗浄機は高圧ホースが標準装備で10mあります。
同価格帯のケルヒャーの機種は5mしか長さがありません。
職場から借りた機種も5mのもので、階段下まで届かず全てを掃除することが出来ませんでした。
外に水道がついておらず、家の中の蛇口からしか水が確保できないのでホースの長さは大事です。
10mもあれば十分だと思いますが、こちらの特別セットならさらに10mの延長ホースがついているので20mまで伸ばすことが出来ます。
安心感のある日本メーカー
最後はやっぱり日本製であること。
日本の有名メーカーである日立さんが作っているので安心感があります。
高い買い物ですからね、ハズレ引いて失敗したくないですもの。
開封から組み立て、付属品について
Amazonで購入しました。届いたときはダンボールの大きさに驚き。
▼どーん!
お、思ったよりかなり大きいぞ。
でも開けてみると
あ、そこまでじゃなくてよかった。
洗車にも使えるんですね!
今まで汗だくになって手洗いしていたのでこれは便利。
早速箱を開けてみると・・・
ん?
何だこれは。
調べてみるとノズルを洗浄するものらしいです。この下には・・・
おおー。
▼全て取り出すとこんな感じです。
入っている付属品は以下の通り。
トリガガン、吸水コネクタ、高圧ホース、ホースバンド、バルアブルノズル、ノズルクリーナピン、ターボノズル、水道ホース、洗剤ボトルノズル、コードホルダ、ワンタッチジョイント、ハンドル
説明書を見ながら組み立て。
簡単で不器用な私でも5分かからなかったです。
▼完成。じゃんっ!
意外にスリム。
▼背面
ホースがかけられてコンパクトに収納出来るのは良い。
▼サイドにもかけられます。
こういう細かい気配りはさすが日本メーカーです。
実際に使ってみた様子(動画有り)
さあ、使ってみますよ~。
ホイル付きなので移動が楽々。
そして軽い!職場のケルヒャーと比べて格段に軽いです。
実際、先程の一番人気のケルヒャーが10kgなのに対して日立は6.5kg。
3.5kgも違うんです。
ホイルの動きも良いのでめちゃくちゃ軽く感じますね。
高圧洗浄機は重いのが弱点ですが、これはかなり楽!
女性でも楽々使えると思います。
水道ホースは3mしかなかったので元々家にあったものとつなげました。
連結パーツは別売りで、こちらの2つを購入。
▼右側のパーツ。左側は元々ついていて本体とつなぐものです。
▼こうやってホース同士をつなげます。
さて、水道とつなげて~スイッチオン!
▼スイッチはこれを回すだけでON/OFF簡単。
あとは手元のトリガーを引けばぶしゅー!っと勢いよく水が出ます。
トリガガンには安全装置も付いているので安心。
水といえど、結構な威力で危ないですからね。
ノズルは2種類あって、水流が回転するターボノズルを使えばより頑固な汚れに立ち向かうことが出来ますよ。
さて、実際に使ってみた動画です!階段にびっしりついた苔がどうなるのでしょうか。
うおー!気持ちいいー!
今までブラシでゴシゴシこすっていたのは何だったのかと悲しくなるほどよく落ちます。
ちなみにペンキが剥がれているのは元々です。築30年以上経つ古アパートなので・・・。
でもあんまり近づけすぎたり勢いを強くしすぎるとウッドデッキなどを傷つけてしまうようなので注意してくださいね。
水の勢いは手元のノズルを回転させるだけで簡単に調節が出来ます。
こんなに勢いよく水が出ていますが、水量は普通にホースから出る量の1/4ほどに抑えられているようです。
節水しながら楽にお掃除出来るなんで神すぎる。
ありがとう文明・・・。
気になる音は動画の通り、掃除機よりちょっと大きいレベルの音が出るので集合住宅だと使用する時間帯など、周りへの配慮が必要ですね。
(昼間なら問題ないと思います)
でもすぐ汚れを落とすことが出来るので時間がかからずさっと外掃除を終えることが出来ました。
疲れないし何よりすごい勢いで汚れが落ちるのが楽しいし快感。
屈まなくていいから腰も痛くありません。
▼そしてbefore→After。
す、凄くないですか!?
もちろん奥が洗浄したところ。ささーっと雑にやっただけでも境目がくっきり、こんなに違います。感動!
作業後の片付けも簡単
作業を終えたあとの処理も簡単。
水抜きはトリガーを引いてホースに残っている水を出し切って、本体に残っている分は傾けてこちらから水を抜くだけ。
説明書にも詳しいやり方が書かれているので安心です。
まとめ:安いのに高性能の高圧洗浄機!
夢の高圧洗浄機を使えるようになって嬉しい!本当に楽です。
忙しい中、時間もとられて全身筋肉痛になりつつ腰を痛めながらブラシでゴシゴシやってたあの頃には戻れません。
これから年を重ねていくともっときつくなるもの・・・。
早く知ってよかった、素晴らしすぎます。
特に日立さんのは性能良く、値段が抑えられてておすすめです(^^)
次の記事へ>>>コンパクトで安い家庭用プリンター『EPSON(エプソン)カラリオ PX-049A』を購入。年賀状や文章印刷メインの方におすすめのシンプル複合機。
4 件のコメント
すっごい詳しいレビュー!検討している方にはとても参考になりますね。
日立のは、女性でも自分で組み立てられるのですね~ 軽いのも魅力的。
うちも、夫が高圧洗浄機をいつか買いたいと思っているようです。ケルヒャーと比べて音の大きさはどうでしたか?
>Hinokiさん
ありがとうございます、電化製品のレビュー苦手なんですけど頑張って書いた甲斐があります(*´ `*)嬉しい。
音は正直どっちも同じくらいうるさいです(^^;)違いはケルヒャーはトリガー引いていないときもうるさいですが、日立のはトリガー引いて使っているときだけって感じです。
でもケルヒャーにはサイレントモデルがあるので、気になるならそちらも検討された方がいいかもしれませんね(*’ω’*)
今まさに日立か?ケルヒャーか?で高圧洗浄機の購入を迷っていたのですが詳しいレビューに助けられ日立に決めました!大変参考になりました!
>mokomokocatさん
今はいろんな種類があるので迷いますよね~。私もいろんなレビューたくさん読みました。
参考になったようでとても嬉しいです。今年も我が家では日立さんの高圧洗浄機、年末掃除に大活躍でしたよ(^^)
嬉しいコメント、ありがとうございました!