無洗米は楽だけど味がイマイチ、白米は美味しいけど栄養が少ない、玄米は栄養たっぷりだけど味が独特・・・お米は毎日食べるものだからこそ、迷いますよね。
私もお米迷子だったのですが、数年前に『金芽米(きんめまい)』というお米に出会ってからは気に入ってずっとリピートしています。
金芽米は玄米の栄養は残しつつ白米と同じように美味しい、そして無洗米なのでとっても楽。
- 糖質14%、カロリー17%オフ
- 玄米の栄養が残っている
- 免疫力を高める成分が白米の6倍
- 白米感覚で美味しい、玄米が苦手な人にも
- 白米より旨みが強い
- 無洗米で研がずに炊けるので楽&時短
- 同じ量で白米より多く炊けるのでお得
- 環境に優しい
健康や美容、環境にも良いまさに夢のようなお米です。
普通の白米と値段もさほど変わらず、ロウカット玄米と比べるとかなりお安く買えるのでお財布にも優しい♪
というわけで今回はそんなお気に入りの『金芽米』について詳しく書いていきます(^^)
目次
金芽米と白米、玄米、ロウカット玄米の違いは?
金芽米は玄米の栄養と旨み成分が多い『亜糊粉層』という部分をと胚芽の基底部である『金芽』を残した特別な精米方法で作られたお米のこと。
画像元:東洋ライス公式サイト
栄養と旨みたっぷりの亜糊粉層ですが、白米では精米する時にヌカと一緒に取り除かれてしまいます。
▼玄米・金芽ロウカット玄米・金芽米・白米の違い一覧。(LPSについては後ほど説明します)
画像元:東洋ライス公式サイト
1番栄養があるのが玄米ですが、ボソボソとした食感や独特の風味が苦手な人、多いですよね。
私も玄米が苦手でどうしても食べられません・・・。
最近人気の『金芽ロウカット玄米』も玄米に比べるとだいぶ食べやすいですが、白米感覚とは言えないのと(私はニオイが気になりました)値段が少しお高め。
栄養価は高いので初めて玄米にチャレンジしたい方や玄米のクセが大丈夫な方にはおすすめです。
白米より旨みアップ!ファーストクラスの機内食や老舗料亭でも使われるほど美味しい
金芽米は無洗米なので最初に目にしたときは正直「白米の方が美味しいんでしょ?」と思い込んでいました。
しかし、実は同じ田んぼでとれた同じ銘柄のお米でも、金芽米にすると美味しさがアップするということが科学的にも証明されているのです。
画像元:東洋ライス公式サイト
理由は金芽米には旨み成分が多い亜糊粉層が残っているから。
実際にファーストクラスの機内食や高級料亭でも使われていますし、有名なお店だとプレナスグループが展開する『ほっともっと』『やよい軒』のごはんが金芽米に変わりましたね。
参考⇒プレナスの金芽米|精米|お米のこだわり|プレナス公式サイト
なので今まで金芽米を知らなかった、という人も実は口にしたことがあるのかも。
金芽米は楽さや栄養面だけでなく、その美味しさも人気の秘密なのです。
健康と美容に嬉しい玄米の栄養に白米の美味しさ
金芽米は普通に精米した白米と比べてビタミンB1が約7倍、食物繊維が約1.8倍、オリゴ糖は約12倍。
画像元:東洋ライス公式サイト
食物繊維とオリゴ糖は便秘解消に効果が期待されているので「なんだかお腹がすっきりしない」「ぽっこりお腹が気になる・・・」とお悩みの方にぴったり。
実際に金芽米を3ヶ月食べ続けたモニターさんが感じた効果では「便通が良くなった」が1位でした。
私は他にもいろいろ試しているので金芽米だけの効果とは言えないのですが、食べ続けたおかげか毎朝すっきり快調です♪
いつも食べているご飯を金芽米に変えるだけ、簡単に栄養バランスアップ出来るので助かりますね。
免疫ビタミンLPS(リポポサッカライド)が白米の6倍
白米と金芽米の大きな違いはLPSの含有量です。
免疫ビタミンと呼ばれ、体の自然免疫力を強化し、病気やウィルスに負けない体作りに役立つといわれている成分。
LPSは野菜や穀物の皮の部分に多く含まれており、精米でその多くの部分が取り除かれてしまう白米ではその効果が期待出来ません。
画像元:東洋ライス公式サイト
金芽米に含まれるLPSは白米の約6倍。
生活習慣病の予防に効果が期待されていると新聞にも掲載されましたし、レビューでも「風邪をひかなくなった」「花粉症が軽減した」という書き込みがありました。
体の不調に困っていたり健康に気を使っている方におすすめのお米なのです。
糖質・カロリーオフでダイエットにも
金芽米は亜糊粉層が水分をたくさん吸収してごはんの一粒一粒がふっくらと膨らむので少ないお米でいつもと同じ量のご飯が炊けるという特徴があります。
つまり、いつもと同じ量のご飯でもカロリーが17%、糖質14%カット!
私もゆるい糖質制限ダイエットしているのでこれは嬉しい♪
もちろん、その分多く食べちゃうと意味ないので食べ過ぎには注意です~。(自戒)
私がいつも買っているお米
私がリピートしている金芽米は東洋ライスさんの『長野県産あきたこまち』
お値段は大体10kg(5kg×2)で5180円。※2019.11.23現時点での価格です。
新米のブランド米でこのお値段は安いですよね~。
スーパーで買う値段とほぼ変わらないし、お米って買い物ついでに買うと本当に重くて大変なので家まで持ってきてもらえて助かっています。
ちなみに今回のお米は13日に届いたのですが、精米日がなんと5日前。
時期にもよると思いますが、精米したての新鮮なお米を送ってくれる東洋ライスさんありがとうございます~。
金芽米の炊き方と注意点
金芽米を炊くときに気をつけるのは水の量だけ、あとは白米と同じように炊けばOKです。
先ほど書いたように金芽米は水をたくさん吸収して膨らむのでお米の量を減らすか、水の量を増やす必要があります。
東洋ライスさんの金芽米には専用カップがついているので初めての方でも安心。
(ただこの専用カップについているシールが綺麗に剥がせないのだけなんとかして欲しい)
専用カップがなくても水を少し増やせば大丈夫。
私も普通のカップで1合量って炊飯釜についているメモリの「やわらかめ」まで水を入れて炊いてますよー。
実際の炊きあがりイメージ
▼実際の金芽米
名前の通り、白米と違って金芽(胚芽の基底部)がついているのが特徴。
金芽米は無洗米なので研ぐ必要なし、むしろ栄養と旨みの元である亜糊粉層は水に溶けやすく洗うと取れてしまうので洗わない方がいいです。
▼炊き上がり。
写真では伝わりづらいですが、うちの古い炊飯器でもふっくらツヤツヤもちもちの炊き上がり!
十分美味しいので私は普通に炊いちゃってますが浸水時間多めにとるとさらに美味しくなるようです。
そして見た目も味も食感もほとんど白米、よほどこだわりがある人でない限り白米との違いはわからないと思います。(私は全くわからない)
あきたこまちの金芽米なのでやや粘りががありモチモチとした食感。
私はさっぱり系のお米が好きで元々『ななつぼし』を食べていたのですが、美味しいしコスパも良いのでこちらのあきたこまちをリピートしています。
もちろん『こしひかり』や『ななつぼし』『つや姫』など各銘柄の金芽米も。
食べ比べして自分好みのお米を見つけるのも楽しいですね。
あと金芽米は冷めても固くならずに美味しいのでお弁当やおにぎりにもぴったりです。
雑穀入れて栄養バランスさらにアップ
以前の記事でも紹介したのですが、うちでは白米のまま食べることはなくて雑穀を混ぜて炊いています。
記事へ⇒純国産100%『未来雑穀21マンナン入り』コスパ良くもちプチの食感が楽しい。
▼金芽米に雑穀を入れて水を注ぐだけで簡単に栄養たっぷりのごはんが完成。
腹持ちも良くなるしご飯に具沢山味噌汁、簡単なおかずで十分満足出来るので忙しい毎日でも自炊を続けられています。
まとめ:玄米の栄養に白米の美味しさ、毎日の体調管理におすすめの金芽米
栄養価が高くその上美味しい、さらに糖質やカロリーも抑えられるなんて最高すぎやしませんか。
いつも食べているお米を変えるだけのお手軽さがまた嬉しいです。
無洗米なので節水出来ますし、海や川を汚す原因となる研ぎ汁も出ないので環境にも優しいというメリットも。
そのうち金芽米が当たり前になる時代がくるかも?
美容にも健康にも良い『金芽米』、かなりおすすめなので普段の生活にぜひ取り入れてみてくださいね(^^)
うちでリピートしている雑穀についてはこちらの記事からどうぞ。