先週あたり猛烈に蒸し暑い日がありエアコンの掃除を決意。
今まではこういう大きな掃除は彼の担当でしたがひとり暮らしになったので今年からは自分でやるのです。
うちでずっと使っているのはこちらの洗浄スプレー。
エアコン掃除の定番なので見かけたことがある方も多いと思います。
ブシューっと勢い良く出るスプレーを吹き付け、10分放置するだけで奥まで洗浄してくれるという便利さ。
しかも汚水は外の排水パイプから出てくれるから部屋が水浸しにならないで済むのです。(やり方によって数滴は垂れる可能性あり)
簡単なので女性1人でもエアコン掃除が出来ますし、私も久しぶりでやり方を完全に忘れてましたが撮影しながらでも1時間以内には全て終えることが出来ました。
よくエアコン洗浄スプレーは内部まで綺麗にならないと言われていますが、何年かに1回業者の方に掃除を頼んだ時に中が綺麗で驚かれるのでやる意味はあるんじゃないのかな~と思っています。
エアコンの効きも全然違いますし、鼻炎持ちの私の鼻水とくしゃみが止まるので欠かせない存在。
今回は洗浄スプレーを使ったエアコン掃除のやり方を写真と動画付きで紹介しますので参考になれば幸いです。
目次
エアコン掃除に必要なものや使う道具など
- エアコン洗浄スプレー(エアコン1台につき1本)
- 捨ててもいい布
- 除菌が出来るスプレー(パストリーゼなどアルコールでもOK)
- 綿棒やつまようじ
- 古歯ブラシ
- 掃除機
- 下に敷く大きな透明袋か新聞紙など(滴が垂れたとき用)
- 割りばし等の棒(吹き出し口から手が入らない場合)
まずメインの洗浄スプレーですが1台に付き1本なのでご注意くださいね。
うちはエアコン2台なので2本、買うなら2本パックが断然お得です。
香りが3種類あり全て試したことがあるのですが、エアリーフローラルとフレッシュフォレストは割と香りが強いので無香料がおすすめ。
いつやるのがおすすめか、どの頻度でやるのか
掃除をするタイミングはエアコンを使いだすシーズン前です。
洗い流さないタイプの洗浄スプレーを使ってしばらくエアコンを使わないと薬剤が残ったままで腐食の原因になる危険性があります。
あまり早すぎてもまたホコリが溜まったりカビが発生する可能性があるので夏や冬などのシーズン前がベスト.。
また、エアコンを頻繁に使うシーズン中は2週間に1回フィルターのホコリを掃除機で吸うなどお手入れをしましょう。
加えて、うちはペットがいてほぼ24時間フル稼働なので念のためシーズン中にも1回洗浄スプレーを使って内部洗浄しています。
エアコン掃除の詳しいやり方、注意点(行程①~⑦)
※結構すごいホコリが出るので掃除の際は出来るだけマスクを付けた方が吉。
▼詳しい行程の前に今回使う、各パーツの名前を簡単にご紹介。
それではさっそくエアコン掃除のやり方を説明していきます。
①エアコンの電源コンセントを抜いておく。
作業中、何かの拍子にエアコンが動いてしまうと怪我や事故の元になりますので必ずコンセントごと抜いておきましょう。
今回の作業では触りませんがコンセントを抜き忘れたまま電源部分に触れてしまい感電するなんて事故も実際に起きていますのでご注意を。
②必要ならエアコン下にビニールや新聞紙を敷く。
汚水は外へ流れるので本格的な養生は必要ないですが、ホコリや他のパーツに当たったスプレーの滴が落ちてくる可能性があります。
エアコン下に何か置いてある場合は移動させるか、上から大きなビニール袋を裂いて広げたものをかぶせて守りましょう。
③外側のホコリを軽く取り除く。
エアコンの表面や上部にホコリが溜まっているので濡らす前に取り除きます。
使っている道具⇒天然のウールダスターでおしゃれにホコリ取り*洗って繰り返し使えるふわふわ羊毛ダスター。
あとで拭くのでだいたい取れたらOKです。
④前面カバーを開けてフィルターを外す。
エアコンの全面カバーを外すとすぐこのようなフィルターがあるので外します。
意外にホコリ溜まってますね~。
*前面カバーは機種によって違いますが、手前に引っ張るだけで開いたり一旦押し上げて手前に引くと開きます。機種によっては完全に取り外し可能なことも。
どうしても外れない場合は説明書か型番をネットで打ち込んで検索。
⑤フィルターのホコリを掃除機で吸う。
フィルターのホコリを表面→裏の順番で掃除機をかけていきます。
裏からかけてしまうとホコリが目に詰まるので表面→裏の順でかけましょう。
⑥フィルターを水洗いする
掃除機だけでは汚れが全て取れないのでシャワーを使って水洗いします。
掃除機のときとは逆で裏→表の順でシャワーを当てていきます。
外側の枠など、シャワーだけでは汚れが落ちない場合は古歯ブラシなどを使って汚れを落としていきます。
この時、強い力でゴシゴシこするとフィルターが変形したり破れてしまう恐れがあるので優しくこすること。
(昔ゴシゴシこすって破ったことあり・・・)
あまりにも汚れが酷かったり気持ち的にさっぱりしたいときは台所用の中性洗剤を使いましょう。
洗い終わったフィルターはタオルで軽く水気を抑え、風に飛ばされないような日陰で干しておきます。
(この後に大雨が降り涙目でまた洗い直したという・・・)
室内でも扇風機など当てておけばすぐ乾きますよ~。
⑦エアコン吹き出し口やルーバーの汚れをふき取る
エアコン掃除で一番頑張るのはこの部分。
エアコンの中でカビが発生しやすいのは風が出る吹き出し口とルーバーです。
恐る恐るのぞくと・・・。
うわぁ。涙
黒いのは全部カビ。
これを除菌スプレーと捨ててもかまわない布を使って取り除いていきます。
私はパインソルを使用。⇒家中の掃除に使えて便利な住宅用天然マルチクリーナー『パインソル』の使い方、効果などまとめ。
▼一拭きで真っ黒。
吹き出し口は入口だけでなく奥の方もカビだらけ。
ただ機種によっては吹き出し口から手が入らないものがあるので(わが家もリビングの機種は入らなかった)そんなときにはコレ↓
割りばしに布を巻き付けたマ〇イ棒お掃除棒です!
下の部分などに押し付けるように拭いたりくるくる回転させてみたりして拭き取り。
うーわ。
⑧【動画あり】洗浄スプレー使用してフィンを掃除する様子
▼掃除前のフィン(フィルターがついてたとこ)もホコリなどで汚れています。
いよいよ洗浄スプレーの出番、成分はこちら。
スプレーを使っているときはアルコールっぽい香りがしますが、掃除後は何の匂いもしないのでご安心を。
▼使い方
5回~6回強く振り、フィンから5cmほど離しフィンの向きに沿ってスプレーして1本使い切ります。
▼実際に使ってみた動画はこちらからどうぞ。
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焦って最初の方とか動かすのが速いのですが、スプレーは予想以上にたっぷり出て余裕があるので後半くらいゆっくり動かすのがいいです。
また、私のようにフィン以外のパーツに当ててしまうと滴がポタポタ垂れてしまうのでフィンを狙い撃ちしましょう。
(後で調べたらこの本体パーツも外せるらしいんだけど、どうしても外し方がわからない~)
あとは10分放置するだけ!
待っている間に外側を拭いたりパーツの細かい部分に入り込んだ汚れを綿棒やつまようじを使って掃除しておきます。
お掃除完了、所要時間など
ピカピカ。
乾いたフィルターつけたらお掃除完了です、おつかれ様でした!
カビだらけだった吹き出し口付近もすっかり綺麗になりました。
今回の所要時間はエアコン2台で1時間弱、撮影しながらと不慣れだったので次からは30分程度で終わると思います。
これでいつでもエアコンを使えるようになりました、急に暑くなっても安心です。
ちなみに公式ページによると洗浄スプレーを使って10分放置したあとはすぐにエアコンを運転させて大丈夫だそうです。
⇒アース製薬公式サイト|よくある質問
掃除した後のきれいな状態を保つカビ予防方法
せっかく掃除したのだから出来るだけ長く綺麗な状態を保ちたい!
そこでカビ防止に絶対やって欲しいのが『エアコン使用後の送風運転』です。
(『内部クリーン』や『自動お掃除』機能がついている機種は何もしなくても勝手に運転後に送風を行ってくれるので何もしなくても大丈夫です)
冷房運転を行うとエアコン内部は結露し水滴がつき、そのまま放置するとカビが非常に生えやすい状況になっています。
そこで冷房を使った後は30分~1時間程度、送風運転を行うことで内部を乾燥させ、カビの発生を抑えることが出来るのです。
これをするかしないかでは大違い!
送風の電気代は機種によって異なりますが大体1時間で0.3円ほどですから、綺麗な状態を長持ちさせるためにもぜひ運転後の送風、取り入れてみてくださいね。
まとめ:エアコン洗浄スプレーで簡単お手入れ
今回は洗浄スプレーを使った自分で出来るエアコン掃除の方法をご紹介しました。
試しに冷房つけてみましたが嫌なニオイも全くしなくなったし、冷房の効きも良いのでやってよかった♪
やはり何年かに1度は全部分解して隅々までクリーニングする必要がありますが、普段はこちらの洗浄スプレーで十分です。
1本350円ほどでこれだけスッキリするのですからやってみる価値あり!
簡単にすぐ出来るので本格的な夏が来る前に試してみてくださいね(^^)