今年も気が付けばあと3ヶ月、そろそろ新しい手帳選びの時期ですね。
ずっと1週間見開きタイプの黒いイヌ手帳を愛用してきたのですが、最近は環境が変わり忙しくなったので書くスペースが足りなくなってきました。
なるべく1冊で管理したいので、今年はとうとう憧れの『ほぼ日手帳』デビュー!
⇒ほぼ日手帳 2021 全ラインナップ|ほぼ日手帳公式サイト
安い買い物ではないので悩みましたが、やっぱり1度は使ってみたくて「えいっ」と購入。
今回は気になる実際の中身や買うまでに悩んだ点、後悔していることなどもまとめて書きますので手帳選びの参考にどうぞ(^^)
目次
ほぼ日手帳の購入場所について
ほぼ日手帳のカバーは公式サイトか公式実店舗の『TOBICHI』、またはロフトのみ購入可能です。
公式で買うと全国一律770円の送料がかかるのがデメリットですが、「ほぼ日ストア購入特典」がつくのがメリット。
ただし中の手帳本体はAmazonや楽天でも買えますし、送料がかからないので、カバーはすでにあって本体だけ欲しいならAmazonか楽天で買うのがお得。
その他詳しい情報は公式サイトよりご覧ください。
⇒ほぼ日手帳 2021 取り扱い店舗一覧|ほぼ日手帳公式サイト
発売日に合わせて公式サイトから購入しました
私の住んでいる沖縄ではロフトがないですし、おまけが付くということで公式サイトから購入しました。
初めての購入で売り切れるのかどうか調べても情報が掴めなかったのでとりあえず発売日に合わせてすぐ購入。
発売から1ヶ月経つ現在、公式サイトを覗いてみるとやはり人気のカバーは売り切れていて再販予定もないカバーもあるので、絶対欲しいのがあったら発売日に合わせて購入した方がいいと思います。
⇒ほぼ日手帳 2021 全ラインナップ|ほぼ日手帳公式サイト
公式サイトで購入するとおまけが付く
そして届いたのがこちら。
手帳本体、カバー、そしておまけのオリジナル3色ボールペンと百人一首(!)
ゆるいイラストが面白い、けど正直これは微妙かな・・・汗(2019年版はクマの文鎮でかわいかった)
こちらの真っ赤な3色ボールペンの中身は『ジェットストリーム』の0.5mmで驚くほど書きやすい。
ボールペンはこだわりがあって特定のメーカーのしか使わなかったのですが、ほぼ日きっかけに完全にジェットストリーム派に転向しました。
カバーはカレル・チャペック『ダーシェンカ』
ほぼ日手帳の魅力は何と言っても毎年発売されるカバー、どれも本当に素敵で選ぶのもまた楽しい時間。
⇒ほぼ日手帳 2021 全ラインナップ|ほぼ日手帳公式サイト
その中で私がひとめ惚れしたのがカレル・チャペックの『ダーシェンカ』です。
画像元:ほぼ日手帳公式サイト
チェコの作家カレル・チャペック(1890-1938)が一匹の子犬のことを綴った本『ダーシェンカ、子犬の生活』。
この本の表紙や挿絵をもとに、なんともほのぼのするかわいらしいカバーが生まれました。
引用元:ほぼ日手帳公式サイト
ダーシェンカはチャペックの愛犬イリスが産んだフォックス・テリア系の子犬。
実物のダーシェンカ
今までの出版した本は画家であるお兄さんが挿絵を担当することが多かったのですが、『ダーシェンカ、子犬の生活』の挿絵はカレル・チャペック本人によるもの。
子犬らしいあどけない表情やしぐさがたまらなく可愛らしくて、ダーシェンカのことが本当に大好きだったのだということが伝わってきます。
(これ書きながら私も泣いてる)
ダーシェンカを連れてどこまでも
▼手帳全体
シンプルな線ながら子犬の表情やしぐさ、特徴が見事に捉えられていて犬好きにはたまらないカバーです。
鮮やかなブルーグリーンが美しく、素材はしっかりとした帆布(キャンパス生地)
この内側のあくびをするダーシェンカが一番のお気に入り、かわいすぎます。
足元でじゃれるダーシェンカ、下に添えてあるチェコ語は「くつにこうげき」
犬を飼ったことがある人は特にニンマリしてしまう1コマではないでしょうか。
お散歩気分でいろんな場所へ持ち歩きたくなるカバーですね。
追記:ほぼ日手帳2020カバーランキング速報
公式サイトのカバーランキング速報を見たらダーシェンカは堂々の2位。
1位はベーシックな無地タイプなのでこれは実質1位と言ってもいいんじゃないんでしょうか!
むふふ、嬉しいな(*´ `*)
様々なポケットで収納たっぷり
内側
ポケットがとにかくいっぱいあるので収納たっぷり。
観た映画の半券やチケット類、行ったお店のショップカードなどいろいろ取っておくタイプなので嬉しいです。
外側にも大きめサイズが入るポケット付き♪
手帳シールや付箋などを入れてもいいですね。
持ち運びに便利なバタフライストッパー型
最初はペンホルダーがなぜ2つも?と疑問に思っていましたが・・・
これは『バタフライストッパー』と言って1本のペンを両方に差せばカバンの中とかで手帳が開かないように出来る仕組み。
確かにカバンの中で開いて中の紙が折れ曲がってしまったことがあるので、これは便利。
かわいいだけでなく細かな部分にも気が配られていて使いやすいカバーです。
サイズは定番のオリジナル(A6)
当初は『カズン』と呼ばれるA5サイズが欲しかったのですが、残念ながらダーシェンカはオリジナルのA6サイズのみ。
小さすぎると購入を悩むほどでしたが、ただのノートでしばらく予行練習してみると意外にも大丈夫そう。
実際の大きさはこんな感じです。
小さなバッグにも入るコンパクトサイズなので持ち歩き派にはぴったり。
関連記事⇒Dakota(ダコタ)の本革キューブショルダーバッグを愛用中*小振りでレトロかわいい日本製かばん。
初めてで大きいサイズだと埋めるのも大変だろうし、オリジナルサイズがちょうど良いのかもしれません。
ほぼ日手帳本体2020の中身
中身だけ毎年入れ替えてお気に入りのカバーを使い続けられるのが嬉しい。
本体は毎年Amazonのランキング上位にも入る人気ぶり。
⇒Amazonの2021年手帳・カレンダー特設ページへ。
1日1ページタイプは厚みが気になりますが、心配したほどではなかったのでひと安心です。
厚みは約1.5cm、ちょっと長めの文庫小説をくらい。
それでは、気になる実際の中身をざっくりとご紹介します。
▼3年分の年間カレンダー。
▼4ヶ月ごとの年間インデックス。
▼シンプルで見やすい月間ページ。
ただのノートもいいけどやはり月間ページがあると便利、方眼があるので文字が書きやすく区切って使えるのが良い。
▼そしてメインの1日1ページ。
祝日が薄く全体に書いてあるのでわかりやすいです。
左側には24時間の時間軸。
右上には日々のタスクを管理出来る「To DOリスト」用のボックスがあるので便利。(私の実際の使い方は後でまた載せますね)
毎開き右下にミニカレンダーがちゃんと付いているので助かる、これがあるとほんと便利なんです。
▼日々の言葉。
画像元:ほぼ日手帳公式サイト
ほぼ日手帳が生まれるきっかけとなった『ほぼ日刊イトイ新聞』のコンテンツから厳選した
読んでうれしい言葉やたのしい言葉がページの下に1日ひとつずつ掲載。
ただ書くだけでなく読み物としても楽しいです、読書好きの私には嬉しいポイント。
おまけページも充実
おまけというには豪華すぎるページの数々、一部ですがご紹介します。
▼タイムテーブル。
学生さんは時間割を書いたり、観たい番組表や家事予定などのメモに。
▼グラフページ。
体重管理など、日々の記録に便利なグラフ用紙。
▼お気に入りメモ。
観た映画や読んだ本、行ったお店の記録に。
5段階の☆マークで評価がつけられるので自分だけランキングが作れます。
映画鑑賞と読書が趣味なのでこれはぜひ活用したい!
▼100のリスト。
自由なテーマで100のリストが作れるページ、1年で映画100本観る!など決めて並べていっても楽しいですね。
私は『やりたいことリスト100』を作る予定です♪
▼その他読み物
文字装飾のアイディアや毎日の視点を変えてみる工夫など、面白い読み物も充実。
その他、こちらには全て紹介出来ないほどの工夫がたっぷり詰め込まれているのでぜひ公式サイトを覗いてみてくださいね。
私の1日1ページ実際の使い方例
▼いろいろ試して今はこんな感じで落ち着きました(実際の生活時間とはずらしています)
左側の時間軸と右上のタスクは手帳のフォーマットをそのまま利用、メモの部分は簡単な日記や考えたことなど何でも書いています。
その日食べたものをメモしておくとダイエットに役立つし献立に迷ったときに便利。
仕事もプライベートもひと目で見渡せるのはやっぱり使いやすいですね。
自由に楽しく自分らしく
私がほぼ日手帳を購入しようと決意したきっかけは公式ガイドブックで読んだビビる大木さんの使い方。
ほぼ1色のボールペンで予定やその日あったことを淡々と書いていらっしゃる様子が印象的で「こんなにシンプルでいいんだ」とちょっとした衝撃を受けました。
(あっさりしつつ、娘さんからもらった絆創膏を貼ったりお絵かきのページもあって楽しそう)
今まで雑誌やSNSで見るすごい方々を見て絵も描けない、字も上手くない、センスもない「私なんかが使っていい手帳じゃないんだ」とずっと思っていたんです。
別会社のですが1日1ページに挑戦するものの気負いすぎてすぐに挫折。
でも誰に見せるわけでもないんだからもっと自由に楽しく使っていいはずですよね。
毎日書けないときや何もない日は真っ白なままでいいし、縦書きで使っている方もいました。
絵が得意な方、字が上手な方、趣味にフル活用されている方、シンプルに日々を綴る方。
紹介されていた皆さん自由に楽しまれていますし、ほぼ日手帳が作られる工程やこだわりがすごい。
ユーザーだけでなくほぼ日手帳に関わるすべての人の愛情が伝わってくる1冊です。
後悔していること
注文を焦りすぎて下敷きなど文房具類を一緒に注文し忘れたことを手帳が届いてから気付きました。
公式サイトは送料が全国一律770円かかるので一緒に注文しないと地味に痛い。
どうしても欲しかったので結局400円弱の下敷きを1000円以上払って買いましたとさ、とほほ。
でもダーシェンカの下敷きが本当にかわいいからいいの・・・。
ほぼ日手帳の新作が発表されてから発売日までは余裕があるので、小物類も忘れず選んでおきましょう。
使い勝手が良い下敷きも一緒に買うのがおすすめ
右側が追加で買ったダーシェンカの下敷き。
かわいさが止まらない。
▼反対側。
メモリがついているので線引きを別で持ち歩かなくてもいいのです。
手帳にはさんだときに『今日』のページを示すしおりにもなってそのまま1発でめくれるので便利。
ダーシェンカのカバーオンカバーも買えばよかったな~。
手帳とセットで使えるオリジナルの文房具・雑貨類が充実しているのが嬉しいですね。
⇒文房具・雑貨ラインナップ|ほぼ日手帳公式サイト
ボールペンインクの裏写り・裏抜けについて
紙は薄めなので
▼裏側。
まあやや透けて見えはするんですけど滲むことはないし、気になるほどではないかな・・・?
ただほぼ日手帳で使われている『トモエリバー』という紙の特性上、年単位で長期保存すると裏側にインクが染み出す『裏抜け』という現象が起きて読みづらくなるので注意。
(そしてジェットストリームは裏抜けしやすい)
私のように読み返さない派は問題ないのですが、何度でも読み返したい派の方は別のボールペンを使った方がいいと思います。
ほぼ日ユーザーの口コミを調べてみるとゼブラの『クリップオンマルチ』が裏抜けに強いようです。
まとめ:毎日がさらに楽しくなる手帳
こんなにお値段のする手帳は初めてなので散々迷いましたし、注文の確定ボタンを押す手が震えましたが(笑)カバーも中身も大満足の内容でやっぱり買ってよかったです。
手帳は毎日使うものなので、思い切ってみて正解♪
1日1ページのほぼ日手帳、たくさん書きたい派や自由に手帳を使いたい方におすすめ。
素敵なカバーが揃っているのでぜひ覗いてみてくださいね(^^)
⇒ほぼ日手帳 2021 全ラインナップ|ほぼ日手帳公式サイト
翌年は本体のみをリピートしました。
1年使ってみて気になる点も書きましたので気になる方は合わせてどうぞ。