体に良くないとされるお砂糖。
体を冷やす作用もあるとのことで特に冷え性の方は摂り方に気をつけたいもの。
でも極力体に入れない方がいいとわかっていても、普段生活する中でお砂糖を全く摂らないようにするのは難しいですよね。
そこでおすすめしたいのがビート(砂糖大根)から作られる甜菜糖。
砂糖の中で唯一体を温める効果が期待でき、さらに腸内環境まで整えてくれるとっても優秀なお砂糖です。
今回はそんなてんさい糖の特徴や効果、他の砂糖との違いをまとめてみますね(^^)
目次
他の砂糖との違い
上白糖、グラニュー糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖、てんさい糖・・・砂糖にはいろいろな種類がありますが、てんさい糖と他の砂糖の大きな違いは原材料。
東洋医学では南国などの暖かい土地で作られる食べ物は陰性食品と呼ばれ体を冷やす作用があると言われています。
てんさい糖以外の砂糖は全て沖縄など暖かい地域で採れる『さとうきび』から出来ている陰性食品なので、体を冷やしてしまうのです。
実際、これらの砂糖は血糖値を激しく上下させるのでイライラしたり低血糖や冷えを引き起こす可能性があり、あまりおすすめ出来ません。
てんさい糖の特徴
てんさい糖の原材料は『甜菜(てんさい)』(ビート、砂糖大根とも呼ばれる)という植物で日本では主に北海道で栽培されています。
甜菜は寒い地方で作られる陽性の食材なので体を温めてくれる作用があるんです。
甜菜を原料とした砂糖はてんさい糖だけなので、体を冷やさない唯一の砂糖と言えるでしょう。
てんさい糖は精製されていないのでビタミンやミネラルなどの栄養素が白砂糖に比べ多く含まれています。
さらにオリゴ糖もたっぷり含まれているので整腸作用あり!
オリゴ糖は善玉菌であるビフィズス菌を増やし腸内環境を整えてくれるもの。
腸が健康になることで便秘の解消や美肌効果も期待できるという・・・凄すぎませんか、てんさい糖。
特に女性には嬉しい効果ばかりです(^^)
以前『【ズボラ向け】ゆる冷え取り、温活を始めて体質改善を目指す。効果、やり方まとめ』という記事を書きましたが、
冷え取りについて調べる中でてんさい糖の存在を知り、私もすぐグラニュー糖からてんさい糖に変えました。
いつも使っている砂糖をただ変えるだけなのでお手軽ですね。
確かに普段の砂糖の量を減らし、白砂糖からてんさい糖に変えてからは辛い冷えが気にならなくなったし気分も安定しています。
それに以前は周りにも指摘されるくらいの異常な甘党でしたが、最近は甘いものをそんなに欲しなくなりました。
砂糖には中毒性があると言われていますし、なるべく摂る量を減らしたいですね・・・。
北海道産ホクレン『てんさい糖』
いくつか試し、気に入ってリピートしているのがホクレンさんのてんさい糖です。
海外産のてんさい糖は遺伝子組み換えのビートを使ったものが出回ってるという噂を聞いたので安心の国産のものを選びました。
スーパーにも売っていますが、私はいつも楽天の『ケンコーコム』さんか系列店の『楽天24』で購入。
まとめ買いしたときの割引率が大きい(1万円以上で15%オフなど)ので日用品や調味料、ペット用品は月1回こちらでまとめ買いしています。
関連記事>>>シンプルな暮らしでも私は「買い置きする派」です。ストックはやっぱり便利。
▼情報用に裏面アップ。
細かい栄養素など気になる方は拡大してご確認くださいませ。
普通の砂糖と同じように使える
▼実際のてんさい糖はこんな感じです。
私はガラス容器に入れて保存しています。
関連記事>>>100均ダイソーのガラス耐熱容器が優秀すぎて神がかってる。タッパー大量断捨離しました。
▼アップ
グラニュー糖よりは粒が荒いですが、サラサラしています。
溶けやすくクセがないのでいろんな用途に使えて便利。普通の砂糖と変わりなく使えるのが嬉しいですね。
味はまろやかで上品な甘さ。
白砂糖の甘さに慣れている人は物足りないと感じる方もいるかもしれません。
私はそれほど差を感じず、むしろてんさい糖の後に残らない自然な甘さが好みでした。
色はうっすらとしたブラウン。
料理やコーヒーなど普通に使う分には気になりませんが、ホイップクリームなど白いクリームには少し色がつくので、気になる方はそのときだけ白砂糖を使うのもアリだと思います。
注意
健康にも美容にも嬉しい効果のあるてんさい糖ですが、砂糖には変わりないので使い過ぎに注意です。
何事もほどほどに。
おわりに
普段使っているお砂糖を変えるだけで嬉しい効果のある、てんさい糖。
特に冷えで困っている方におすすめです。
気になった方はぜひ試してみてくださいね(^^)
うちで使っている調味料リストです。